株式会社ヴァリューズ | VALUES Consulting & Creation Group

調査データ

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20代男性の支払い額は月平均5千円超アプリ内課金実態調査

◆全体では1/3が有料利用、20代男性は半数近くにのぼる
◆電子書籍・マッチング・ゲームジャンルは、アプリ利用者のうちの25%以上が有料ユーザー、月平均利用額が高単価なジャンルはマッチングアプリ。



ネット行動分析サービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸)は、アプリ利用ログと約1万人のアンケートデータに基づき、アプリの課金動向を分析しました。

Fate Grand Order、モンスターストライク、LINE:ディズニー ツムツム..。Google Playの「売上トップのAndroidアプリ」には、ゲームアプリが名を連ね、それぞれ1,000万件以上ダウンロードされていますが、その多くはインストール時のアプリ代金が無料。 ゲームに限らず、¥120~¥9,800程度のアプリ内付加機能やサービス(アイテム)を課金する「アプリ内課金」ビジネスモデルが主流になりつつあります。こうしたアプリ内の有料アイテムにお金を払っているのはどんなユーザーでしょうか。アンケート調査とユーザーのアクセスログから探ってみました。

分析概要

有料ユーザー率、課金額は、2018年5月16日~5月23日実施のアンケート回答データ(有効回答数9,023)をもとに集計。
アクセスログは、ネット行動ログとユーザー属性情報を用いたマーケティング分析サービス「VALUES eMark+」を使用し、主に主要課金アプリのユーザーを対象に調査。ヴァリューズ保有のAndroidスマートフォンモニター(20代以上)での出現率を基に、国内ネット人口に換算して推測。


考察サマリ

◆全体では1/3がアプリ課金、20代男性は半数近くにのぼる

アンケート調査でアプリ利用者中の有料ユーザー率を調べたところ、回答者全体では32.5%がアプリ内課金をしていることがわかりました。
なかでも20代男性は47.4%が課金しており、他の属性に比べ有料利用が突出しています。女性も20代が最多の36.3%。女性は年代層とほぼ反比例して有料ユーザー率が下がりますが、男性は20代~40代までは同じ傾向ながら、50代は32.5%と一転有料ユーザー率が増えています。

図表1 性・年代別のアプリ有料ユーザー率

 


◆電子書籍・マッチング・ゲームジャンルは、アプリ利用者のうちの25%以上が有料ユーザー

お金を払っても使いたいアイテムのあるアプリはどんなジャンルでしょう。
アンケート結果では、電子書籍、マッチングアプリ、ゲームアプリなどのジャンルが有料ユーザー率上位を占め、それぞれアプリユーザーの25%以上がアプリ内課金をしています。有料ユーザー率は概ね男性の方が女性より高く、特にマッチングアプリの男女の有料ユーザー率の差が顕著です。音楽アプリとレシピアプリのみ、女性の方が有料ユーザー率が高くなっています。

図表2 男女別の有料ユーザー率が高いアプリジャンル


◆一人当たりの支払い額が高いのはマッチングや電子書籍。ニュース、ゲームは幅広い層を獲得

実際に支払っている月平均利用金額で見ると、ジャンルのランキングはマッチング、ゲーム、電子書籍の順に入れ替わります。
なかでもマッチングは3,800円と、ユーザー数は少ないながら、課金額は高い傾向。ゲームは300円未満の小額課金ユーザーが27.0%を占める一方で5,000円以上も2割を超え、幅広いニーズに応えているようです。有料ユーザー率の高い音楽や動画は平均1,000円で、電子書籍やニュース、辞書・翻訳の方が単価は高いことがわかります。

図表3 ジャンル別月平均課金額


◆20代男性のアプリ内課金額は平均5,000円超。1万円以上のユーザーも2割にのぼる。

月平均支払い額を性・年代別に調べたところ、金額でも男性が女性を600円ほど上回ります。全体では2,000円未満のライトユーザーがボリュームゾーンを占めるなか、20代男性の支払額は月平均5,200円。1万円以上のユーザーも21.0%にのぼります。

図表4 性・年代別1ヶ月の平均支払い金額


◆アプリ利用頻度が高いのはゲームジャンル。

主要ジャンルのアプリログを確認したところ、特に「Pokemon GO」、「パズドラ」といったゲームが群を抜いて起動日数が多くなっています。「Pairs」は月11日以上起動する人が過半数を超えており、ゲームジャンル以外の中では、比較的起動頻度は高いといえそうです。動画や地図・ナビ、クーポンは月平均5日以下で、利用頻度はそう高くないようです。

図表5 アプリ別起動日数の分布

課金ユーザーが多いジャンルのアプリごとの起動日数別に、有料ユーザー/無料ユーザー比率を確認しました。10日以下のライトユーザーと21日以上のヘビーユーザーに二極化する「Pairs」、起動日数が多いほど、課金ユーザー比率も上がっていく「Pokemon GO」、「ディズニーツムツム」や「日本経済新聞電子版」とアプリごとにパターンが異なります。「Pairs」は1か月プラン、3か月プラン、6か月プラン、12か月プランと、有料会員機能が使える期間によって、課金額が変わってくる仕組みになっています。短い間に集中して出会いたいタイプと、長い目で相手を探すタイプとで、同じ課金者でもアプリの利用の仕方が違っているのかもしれません。

図表6 起動日数別の有料ユーザー/無料ユーザー比率


課金の有無別に主要アプリの月平均起動日数を見ると、全体的に課金ユーザーの方が非課金ユーザーよりも起動日数が多く、ロイヤリティの高さが確認できます。特に課金有無による起動状況の違いが大きいのは「Pokemon GO」、「モンスターストライク」、「ぐるなび」で、月平均7日以上の差が出ました。

図表7 アプリごとの課金有無別月平均起動日数


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株式会社ヴァリューズについて

株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。モニター会員の協力により、行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用した次世代マーケティング手法「VALUES eMark+」(ヴァリューズ イーマークプラス)サービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。


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