2020年12月15日(火)

【調査リリース】年末年始のイベント実施意向、過ごし方を調査 公私ともに忘新年会控え、買い物はネットEC利用

【調査サマリ】
◆職場もプライベートも忘年会・新年会は敬遠、帰省も減少
◆年末年始の風物詩購入も全体的に減少傾向、年賀状の購入減少がトップ
◆年末年始は外出控えでショッピングにネットEC利用

インターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸、以下「ヴァリューズ」)は、国内の20歳以上の男女9,999人を対象に、新型コロナウイルス感染拡大前後で年末年始イベントの実施意向変化をアンケートにて調査しました。また、ヴァリューズが保有する約250万人の独自パネルを活用したインターネット行動ログ分析ツール「Dockpit(ドックピット)」を用いて、「忘年会」や「旅行」に関する消費者の検索動向も分析しました。

 

【調査・分析概要】
全国のヴァリューズモニター(20歳以上男女)を対象として、2020年10月27日~10月30日に、スマートフォンによるアンケート調査を実施(回答者9,999人)。性年代別人口とネット利用率に合わせたウェイトバック集計をおこなっている。
Webサイトのユーザー数はPC・スマートフォンからのアクセスを集計し、ヴァリューズ保有モニターでの出現率を基に、国内ネット人口に則して推測。

◆忘年会・新年会は敬遠、帰省も減少
まず、昨年の年末年始イベント実施率と今年の参加・実施意向率を比較しました。やはり今年は、忘年会、新年会などの酒席が敬遠される傾向にあるようです。また、郷里の両親や親族への感染を避けるためか、帰省も減少しており、必然的にお年玉を渡す機会も減ってしまうようです。

 

「忘年会」と「旅行」について、ヴァリューズが保有する約250万人の独自パネルを活用したインターネット行動ログ分析ツール「Dockpit(ドックピット)」を使用し、実際にキーワード検索データを昨対比較で分析しました。「忘年会」でで検索したユーザー数(推計値)は295,000から70,900に大幅減。また、昨年は余興や会場に関する掛け合わせ検索ワードが上位なのに対し、今年は一変して「コロナ」一強。中止やオンラインという単語から読み取ると、アンケート結果通り忘年会を控える方やオンライン開催に移行した方が一定数いそうです。
「旅行」の掛け合わせ検索ワードでは、昨年は海外の「台湾」が入っていたのに対し、今年は「コロナ」「クーポン」というキーワードがランクイン。国内旅行でGo To トラベルを利用した形跡が伺えます。

 

なお実施者順に予算平均をみてみると、旅行にかける予算が減っており、近場を選択することで交通費が少なくなっている方や、Go To トラベル利用で宿泊費が下がっている方などもいそうです。また、帰省予算も少なくなっており、帰省するという選択をした方も従来のような過ごし方は控えるのかもしれません。

 

ヴァリューズのマーケティングツール「Dockpit」で主要交通系サイトの利用ユーザー数推移を確認しても、飛行機・鉄道を利用した遠距離旅行を控える傾向が伺えました。

 

◆年末年始の風物詩購入も減少傾向、年賀状の購入減少がトップ
年末年始の風物詩の購入について聴取しました(昨年の購入率と今年の購入意向率を比較)。今年は購入を控える風物詩としては「年賀はがき」が1位に。帰省を控えるにあたり年賀状でのやり取りが増えてもおかしくありませんが、近年の年賀状離れに歯止めをかけるには至らないようでした。また、「年越しそば」や「鍋料理」など、帰省先の実家で振る舞われていたような料理も今年は購入が控えられているようです。

 

◆約半数が年末年始の過ごし方が変わると回答、外出控えでネットEC利用増
次に、年末年始の過ごし方が変わると思うかどうか聞いたところ、「変わると思う」「まあ変わると思う」で計48.7%と、大半の方がコロナ影響で年末年始の様相も変わりそうだと認識しているようです。

 

◆約半数が年末年始の過ごし方が変わると回答、外出控えでネットEC利用増
次に、年末年始の過ごし方が変わると思うかどうか聞いたところ、「変わると思う」「まあ変わると思う」で計48.7%と、大半の方がコロナ影響で年末年始の様相も変わりそうだと認識しているようです。

 

■関連リンク
本リリースで用いた調査データをはじめ、ネット行動ログ分析や、中国本土でのインターネットリサーチによるアンケートを活用した調査レポート・データを公開しています。
●「マナミナ|まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン」
https://manamina.valuesccg.com/

◆新型コロナウイルスの消費者影響調査について
ヴァリューズでは、消費者ニーズの変化やタッチポイントの変化を確認したいマーケティングご担当者様や、コロナ禍においてのビジネス潮流変化と脅威を発見したい経営企画や新規事業企画等のご担当者様に向けて、“コロナ前後で一体何が変化したのか?”を把握でき、「beforeコロナ」×「withコロナ」を紐解く調査データを提供しております。

調査内容はご要望に応じてカスタマイズも可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
▼新型コロナウイルスの消費者影響調査に関するお問合せはこちら
https://www.valuesccg.com/inquiry/

◆マーケターのためのリサーチエンジン「Dockpit」について
「Dockpit」は、限られた時間でたくさんの情報を必要とするマーケターが、分析したいキーワードやサイトURL、業界を入力するだけで、競合調査、業界分析、トレンド把握を可能にしたマーケティングツールです。
ヴァリューズが独自保有している、国内250万人規模の消費者モニター会員のWeb行動ログデータから、マーケティングに必須の3C(自社・競合・競合)を手軽に分析することができます。また直感的なUIを採用したダッシュボードで、ひと目で網羅できるデータを閲覧しながら、誰でも簡単にデータ分析をはじめることが可能です。膨大なデータを分かりやすくサマリ表示しており、概観を把握した後は気になる部分を深掘り分析していくことで、リサーチの時間とコストを大幅に削減します。
https://www.valuesccg.com/dockpit/

◆株式会社ヴァリューズについて
株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。250万人規模の一般インターネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用したサービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。

所在地 : 東京都港区赤坂2-19-4 FORUM赤坂5F
代表者 : 代表取締役社長 辻本 秀幸
事業内容: 経営に関するコンサルティング及び成長支援事業
インターネット行動ログ分析事業 (ビッグデータ解析事業)
IT先端技術を駆使した”売れる仕組み”構築事業
設立  : 2009年9月30日
資本金 : 1億円
URL  : https://www.valuesccg.com/

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