年末・年度末に向けて、今期の振り返りや来期の戦略作りをされる時期かと思いますが、具体的な戦術にまで落とし込める、納得感のある戦略を描くのはなかなか難しいという方も多いのではないでしょうか。
「定点調査などで最低限必要な分析は実施しているものの、なかなか明確な勝ち筋や施策にまで落としきれない」というお悩みを弊社でもよくお伺いします。
要因としては、前提となるターゲット理解やCEP(カテゴリーエントリーポイント)・購買プロセスなどの分析において、消費者の実態を精度高く理解し、それを施策にまで繋げる調査手法が分からない、という課題が大きいのではないかと存じます。
本セミナーでは、弊社が独自に保有するインターネット上のWeb行動ログとアンケート調査を駆使することで、より確度高く、機能する戦略・戦術を作るためのポイントを、実際の調査事例も交えながら、ご紹介いたします。
<Session1>
<確度の高いターゲットをどう定義するか-WHO>
新規顧客を獲得するにあたり、誰をターゲットとするかが最初の論点となります。
新規ユーザー獲得戦略立案のために、自社ブランドのノンユーザーにアンケートを実施し答えを探る方は多いです。しかし本当に効率的に新規ユーザーを獲得するためには、“ロイヤルユーザーによく似たノンユーザー”を見つけ、アプローチする方が有効です。
本セッションでは“ロイヤルユーザーによく似たノンユーザー”を見つけるために必要な、「アンケート回答とWeb行動データでロイヤルユーザーを理解」する手法をご紹介します。
<Session2>
<商品を買う理由をどう作るのか-WHAT>
ターゲットが決まると、次の論点は、商品を買う理由をどう作るかです。近年注目されている、ブランドを選ぶ理由を作るためのコンセプトである「CEP」。CEPとは「消費者に商品やカテゴリを想起してもらうためのシーンや文脈」のことですが、CEPを考える際に意識したいのが、「本当に消費者が望んでいるか」「ちゃんと行動に繋がるのか」「競合と差別化できているのか」です。
本セッションでは、弊社のWEB行動ログデータを用いて、アイデアの発散にならず、有効なCEPを発見するための手段をご紹介します。
<Session3>
<精度の高い施策をどう企画・設計するか-HOW>
ターゲットと、ターゲットがブランドを選ぶ理由が設計できれば、残りの論点は「いかにターゲットに届けるか・伝えるか」です。マーケティング予算が限られるブランドにとっては、いかに精度の高い施策を企画し、効率よく利用・購入につなげるかが重要です。
本セッションでは、ターゲット視点でのカスタマージャーニーを可視化し、標的市場における勝ち負けのルールから逆算して施策設計をするための消費者理解の手段と事例をご紹介します。
このような方におすすめです
- ブランドマネジメント・市場調査・マーケティング・事業企画などで戦略作りに関わる方
- Web行動ログデータをベースとした消費者起点でのマーケティング戦略立案について知りたい方
- 現状描いている戦略の解像度や確度を上げたい方
開催概要
開催日時 | 2024年12月17日(火)13:00~15:00 |
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開催形式 | Zoomウェビナーを利用いたします。視聴用URLは開始までにご連絡いたします。 |
受講料 | 無料 |
注意事項 | ※競合他社様のご参加はご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。 ※講師は、断りなく急遽変更になる場合がございます。 |
主催 | 株式会社ヴァリューズ |
講師紹介
高岡 風太
株式会社ヴァリューズ データマーケティング局
マネジャー/マーケティングコンサルタント/プランナー
京都大学総合人間学部卒業後、新卒でヴァリューズに入社。マーケティングコンサルタントとして事業会社のマーケティング、市場調査・消費者調査を支援。大手メーカーを中心に家電、住設、自動車など支援先は多業界にわたる。
現在はプランナーとして、アンケートとWEBログを掛け合わせた独自調査や、調査とWebプロモーションを組み合わせた施策設計など複合案件の提案設計に従事。
小幡 のぞみ
株式会社ヴァリューズ データマーケティング局
アシスタントマネジャー/マーケティングコンサルタント/プランナー
新卒でヴァリューズに入社しマーケティングコンサルタントとして製薬・食品・不動産など、様々な企業に対してマーケティング支援をおこなっている。
学生時代には、弊社オウンドメディアにてマーケターへのインタビュー記事・学生視点での業界分析記事を執筆。
https://manamina.valuesccg.com/articles/622
檜山 和希
株式会社ヴァリューズ ソリューション局
アシスタントマネジャー/データアナリスト/プランナー
学生時代にスタートアップでの就労経験を経て、新卒でヴァリューズに入社。
データアナリストとして多様な業界を担当しながら、プランナーとして戦略作りなどの大規模プロジェクトのプランニングやディレクションに従事。