※本セミナーは広告代理店、制作会社、コンサルティング企業など支援会社の方のご参加をお断りすることがございます。
あなたの会社は消費者にどんな「価値(ベネフィット)」を販売していますか?
この「問い」に対して、自社ブランドの価値定義を明確かつ、戦略性を持って語れるかが、プロダクトの成長ポテンシャルを左右するといっても過言ではないでしょう。
持続的に成長しているブランドには明確なブランド定義があります。ブランド力が高まっていくと、指名購買が増えたり、消費者が商品を比較検討する際に自社に有利となるバイアスがかかります。例えばSEOの順位が低くてもCTRが高くなるなどは典型的なアクションの底上げ効果と言えるでしょう。こうした効果が積み重なり、売上やLTV、販促費のROIに対してポジティブ効果をもたらしてくれます。こうしたブランド効果を効率的に獲得するためには、まず全ての消費者とのマーケティング開発の羅針盤となる「ブランド定義書」をつくることからはじまります。
しかし、良いブランド定義書は簡単にはつくれません。戦略的に有効なブランド定義をつくるには、ブランドの意思やDNA、消費者・市場構造の深い理解、社内外に浸透してさせてためのワーディングなど、様々な技術が必要になります。また定義された「価値」は、独自のものか?(他社でも言えてしまわないか?)、消費者の欲求・インサイトに対応しているか?、RTB・エビデンスはあるか?、社内に浸透しやすいようにエンドベネフィトが端的に記述されているか?などの要素を満たしている必要があります。
また、ブランド力は一朝一夕では大きく動きません。そしてブランド力は目に見えづらく的確に測定するのも難しいという特徴があります。その為、PDCAが上手くまわらず、ブランド定義が「絵にかいた餅」状態となり、形骸化されていくことも珍しくありません。
全てのマーケティング活動がブランド力へとストックしていく道筋を描くことで、KGIやKPIが下駄を履き、その下駄の高さが積み重なりP/L構造上の競争優位になっていく。中長期的なブランドの成長を考えると最も形骸化させてはいけないものであるにも関わらず、機能横断でブランドマネジメントを効果的に実践できる企業は少ないのではないでしょうか。
そこで、本セミナーではブランド戦略構築プロセスの中から、「ブランド定義書」に焦点をあて、ブランド定義書のフォーマットやつくり方について解説をしていきます。また目に見えない「ブランド力」どのように可視化し、グロースさせていくと良いのか解説していきます。通常、コンサル業として請け負う場合、期間は半年~、コストも数千万円かけて策定していくものになりますが、今回はできるだけ効能を毀損せずに、ブランド定義書を作ったことのない方でも手軽に実践できるように工夫をしています。
※参考:ブランド戦略策定の流れと「ブランド定義」の位置づけ


持ち帰って頂く内容
ポイント1:そもそも「ブランド力」って何かがわかる
ポイント2:ブランド定義書の構成とつくり方がわかる
ポイント3:ブランドの価値(ベネフィット)を導く分析手法がわかる
└投影法やwebログを用いて真のブランド価値を可視化する
ポイント4:ブランド力の効率的な高め方やブランド力の可視化方法がわかる
└構造方程式を用いてブランド力の可視化と勝ち筋を導く
ポイント5:ブランド力をグロースハックしていく方法がわかる
このような方におすすめです
- CMO、ブランドマネージャーなどマーケティング戦略立案をご担当の方
- マーケティングリサーチやデータ分析をクオリティコントロールする立場の方
- マーケターとしてとして差別性の高いスキルを保有したいと考えている方
- ブランドストック効果を感じず、いつも自転車操業だと感じている方
- キャンペーン効果が一過性で終わってしまうと感じている方
本セミナーの構成
※内容は一部変更になる可能性があります
- ブランド定義書とは何か?
- ブランド定義書策定前に知っておきたい基礎知識
(1)ブランド戦略策定の流れ
(2)ベネフィットとは何か?
(3)インサイトとは何か? - ブランド定義書のフォーマット
- ブランド定義書のつくり方
- 良いブランド定義書作成のポイント
- ブランド力を高める「勝ち筋」の構築方法
- ブランド定義書を形骸化させない工夫
- 価値を効果的にターゲットに認識してもらう施策上のテクニック
- ブランド定義書のコスパを高めるリサーチ手法
※その他セミナー
・3/26(水)|脱「わかったつもり」「すり合ったつもり」|マーケティングを行う上でおさえておきたい原理原則と基礎知識
https://www.valuesccg.com/seminar/20250307-8982/
開催概要
開催日時 | 2025年3月14日(金)14:00~15:00 |
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開催形式 | Zoomウェビナーを利用いたします。詳細はお申し込み後、開始までにご連絡いたします。 |
受講料 | 無料 |
注意事項 | ※競合他社様のご参加はご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。 ※【定員】100名(定員以上にお申し込みがあった場合、過去にヴァリューズとお取引があった事業会社様を優先させていただきます) |
主催 | 株式会社ヴァリューズ |
講師紹介
間宮 浩平

株式会社ヴァリューズ GM
「分析×業績最大化」のスペシャリスト。
シンクタンク、調査会社にてコンサルティング業務に従事。監修した調査・分析案件は1500件以上にのぼり、扱ったデータも財務から消費者調査データまで多岐にわたる。その後、リクルートグループの横断組織にて分析組織やCXデザイン組織の立ち上げとマネジメントを行い、分析機能やブランドマネジメントの高度化を推進。またカーセンサーではブランド戦略策定、PDCA設計と運用を担い、KPIギネスを毎期更新し続ける。2019年ヴァリューズ参画し、経営企画や事業会社向けコンサルティング事業を管轄し、参画後3年で管轄組織のトップラインを5倍に。